今回の講習の目的は、茶道に興味のある人に、まずは経験をしていただきたいということです。茶道のお稽古は総てに形があってそれを何度も繰り返すことで身に付きその所作が日常の生活に自然に表れる。そのためのお稽古であると講習会でよく聞かされます。茶道は料理、書、花、陶芸、工芸、礼法など様々な要素を含んだ総合芸術ということを少しでも理解していただけたらと思います。そしてこの活動を通じて茶道の裾野を広げることが出来たらと思います。
最初にお点前を見ていただきます。そのあと、季節を考慮したお道具類のお話しをして、実践的なお稽古を行います。お菓子とお茶のいただき方はもちろん、お扇子とお帛紗の扱いも取り入れて、たのしいお稽古にしていきたいと思っています。
伊藤 宗知(知恵)
昭和62年より茶道を始め、平成12年より水沢区で山崎宗英先生に師事し今日に至る。平成18年より、伊藤社中としてお稽古を始め、平成19年には表千家講師資格者を取得いたしました。現在、表千家水沢茶道会会長を努めさせていただいております。
作法の基本から学びます。
お茶碗の持ち方は。
時には手をとって指導します。